The Bus Boys - 「Cleanin' Up the Town」

▼ニコニコ

この曲に聞き覚えがあるという方はよほどの洋楽通かもしくはゴーストバスターズのファンではないだろうか(笑)大学を追い出されたベンクマン、レイ、イーゴンの3人は後にゴーストバスターズとして世界的に有名になるのだが、その記念すべき一番はじめの仕事でぼったくり価格で借りている元消防署から4000ドルで買ってきた中古のポンコツ故障車に飛び乗り出動する時にかかっている曲がこれだ。(正確に言うとはじめての依頼はダナだけどもあれは未報酬なのでベンクマンの”ナンパの一環”と観るべき?!)ちなみにエンドロールの1曲目でも使われている。

著者も大好きな曲だけども日本ではあまり馴染みがなく検索してもブログなどで翻訳解説をしている日本人もいなければなんとWikipediaにすら日本語ページは存在せず。しかし有名なバンドで有名な曲であることは間違いない。このグループで一番有名な曲はエディ・マーフィの映画デビュー作である「48時間」のエンディングスタッフロール曲”The Boys Are Back in Town”。しかしゴーストバスターズのために制作されたこの「Cleanin' Up the Town」が収録されたアルバムも84年グラミー賞にノミネートしている。もっとバンドについて詳しく知りたい方はWikipediaの英語ページを観たれぃ!

ウィキペディアの英語ページはちょっと難しいかもしれないしこの曲を聞いてても歌詞はわからなかったとしても曲名で検索をかければすぐに出てくるし、英文を眺めてみるとそんな難しい代物ではなく、わからない単語があってもパソコンで検索していけば中学生でもわかると思う。ポップな雰囲気も当然だが歌詞の組み方も含めてまさにアメリカン!な世界を感じられる歌なのでアメリカ英語を学びたい者には持って来いの教材ではないだろうか。なおわからなくても日本で暮らしているのなら英語なんて滅多に使いませんから心配しなくても大丈夫(笑)外国人観光地で溢れる浅草に住んでいる筆者も1年に1人くらいしか英語で話しかけられません。最近は中国語が多い。

タイトルである「Cleanin' Up the Town」は直訳すれば「街をお掃除」的な意味だが何を一掃したかは当然、起用された映画からして”お察し”の通り。「ばせばらら」のこのお話のテーマはその例の「”お察しの物”撃退」ということでそれに関連している映画で筆者が一番好きな曲を採用。ドクター・ジョンと言い、Supergrassと言い、ピアノが大好きであるなぁ製作者は。

クリーンナップと言えば野球用語では3、4、5番を打つバッターだがアメリカでクリーンナップと言ったら4番打者のみ。英語でのそのままの意味は「一掃する」とか「お掃除する」とかそういう時に使われる通り、塁上のランナーを「一掃」、つまり、全員返すという期待が篭っている呼び名だ。こういう言い回しは粋であり見習いたい。
映画版では出動BGMだと言うのにご丁寧に翻訳がついている。字幕担当はかの有名な戸田奈津子先生であるが戸田先生がトンデモない翻訳をしてしまった映画で打線を組んだというまとめサイトのネタでやはりゴーストバスターズはクリーンナップを打っていた。この初出動の翻訳場面でも名に恥じない打撃を見事に放ち歌詞を知っている者をうならせることウケアイだ。





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