作詞者ジャック・ノーワース、作曲者アルバート・フォン・ティルザー
 - 「Take Me Out to the Ball Game」

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曲の邦題は「私を野球に連れてって」。「ばせばらら」アニメ本編のメインBGM。バージョン違いも含め多用されている。
1908年に作られたという歴史のあるこの歌は野球関連の歌ではおそらく世界で一番有名。海外の野球映画にも頻繁に使われるし、日米問わず球場内でオルガンで演奏されているので日本プロ野球ファンは「知らなくても聞いたことある!」という方も多いのではなかろうか。日本の球場内では7回には球団歌が流れるがアメリカメジャーリーグでは前記した7回の「ストレッチタイム」にはこの曲が流れみんなで大合唱するのが恒例。

気になる歌詞の内容はタイトルの通り、「野球場へ連れてって」とせがむ人の歌。ディテールは野球狂の女性。「ピーナッツとクラッカージャックを買って」という歌詞があるがクラッカージャックというのは日本で言えばキャメルポップコーンみたいなお菓子。crackerjackには優秀な、一流の人または物、“素晴らしい”位の意味があってこの商品を食べたセールスマンが思わず「That's crackerjack!(これは素晴らしい!)」と賞賛したのが名前の由来なんだとか。現在はクラッカージャックを作ったクラッカージャック社はペプシコーラの傘下としてちゃんと存在している。

この歌の紹介をする上で欠かせないのが、この曲を作った人のエピソード。こんな素晴らしい曲を作るくらいなのだからさぞ野球好きだったのであろう……と思いきや、実はプロ野球を1回も見たことがなく、しかもルールさえよく知らないで作ったのだとか!この曲が出来て20年後にようやくプロ野球観戦をしたというのだから驚き。まあサッカー業界の方も作者がルールをよく知らないのに出版社からサッカー漫画を描かされ世界中で大ヒットしてしまうということもあるし、似たようなもんか!

なお、以下のお話では超有名音楽家でロックの殿堂入りもしているドクター・ジョン(マック・レベナック)のバージョンが使われている。オルガンではなくジャズテイストのピアノで演奏されているところが渋い!

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